1955-05-31 第22回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
○政府委員(前谷重夫君) 御承知のように、戦前北鮮、特に日本海方面におきまして、日本の漁業が行われておったことは御承知の通りでございますが、戦後それが行い得ないことになっておりますし、またそれに伴いまする引揚げ関係の人がそういう希望を持っておるということは、われわれも承知いたしております。
○政府委員(前谷重夫君) 御承知のように、戦前北鮮、特に日本海方面におきまして、日本の漁業が行われておったことは御承知の通りでございますが、戦後それが行い得ないことになっておりますし、またそれに伴いまする引揚げ関係の人がそういう希望を持っておるということは、われわれも承知いたしております。
○山下義信君 昨年この華僑の送還の際に遺骨を同行する問題のときに、当委員会がその問題を取り上げて委員会で審議した当時、やはり華僑の帰還される人の総代の人、或いは華僑総会の人が見えて送還する遺骨の問題の話があつたのですが、そのときはその引揚げ関係とからんで非常に時間を急いでおる最中で配船等のことでごたごたし、これが解決をしなければ華僑は帰らんといつてやかましく言つておる最中でありまして委員会で一応の実情
ところが、外務省の中に戦犯室があつても、まだ引揚げ関係の総合的なものがない。引揚戦犯室のような一つの総合機関がほしいという要望があつたのであります。われわれも、それはまさにその通りで、ぜひ外務当局などもそういうふうに希望に沿つてもらいたいと思うのであります。
しかも、われわれといたしましては、引揚げ関係もありますので、早くこれを積極的に解決したいという希望にかわりはないのでございます。
次に私は厚生省並びに引揚げ関係にお尋ねいたしますが、今度の自衛隊の隊員が防衛出動に喜んで出て行くということのためには、従来の傷痍軍人に対する処遇、遺家族に対する援護の措置、あるいは引揚者の在外資産の補償措置、こういつたような戦争犠牲者に対するできるだけの処遇というものを、国家は講ずる必要があると考えております。
四三の引揚げ関係の経費でございますが、ここで問題になりますのは、先ほど来大臣から申し上げましたごとく、中共からの引揚げ三万人のうち五千人は二十七年度において計上し、残り二万五千人は二十八年度予算において計上する、こういう建前であります。帰還手当につきましては、一律におとな一万円、子供五千円を計上した点がかわつておりますが、その他のプリンシプルは在来のものと同様でございます。
従つて、現在の引揚げ関係についても、そういうような方法を現実にとらざるを得ない。また華僑の方々が帰られるという問題につきましても一筋道ということからいろいろ割切つたお話はできにくいと思います。しかしながら、先ほどからも援護庁長官からお話がありましたように、当初の経緯をたどつて参りまして、三団体ということで電報を向うへ打つておられる。
場合におきましては、これの事務の引継ぎ等につきまして相当の事務が多量に必要なわけでありまして現在の状況といたしましては、この事務引継ぎのためにきわめて縮小されております現在の引揚援護庁の機構で、その引揚げをやつております最中にこれをいたしますということは、その事務の円滑なる運営に支障を来す、従いまして引揚げを終りましたあとでそういうようなことをすれば済むようにいたすのが適当ではないかと考えまして、引揚げ関係
大体こういうことで、引揚げ関係の先方との関係は一応全体が明らかになりました。
先ほどの大臣の御答弁の中に、けさの北京放送でこれこれの団体を代表機関として認めるということがあつたということを聞いたわけでありますが、御承知のように、国内におきましては、大体四つの引揚げ関係の団体がありまして、いろいろ準備あるいは遺家族との連絡等もいたしておるのであります。第一は、在外同胞帰還促進全国協議会、——全協というのがありまして、終戦後から非常に活動しております。
○大池事務総長 本日の本会議の議事は、最初に、ただいま御決定を願いました引揚げ関係の決議案が二件、それから回付案が二件、これをお願いいたしたいと思います。
こういう関係にあるのでありますから、幸いこの機会に日本における引揚げ関係の団体、民間代表者を全部中共政府の方に派遣いたしまして、そうして民間外交という形でこの問題についての折衝をやらしたらどうですか、そのためにあなたはひとつ骨を折つてみるというお考えはございませんか。
外務省の引揚げ関係、あるいはまた厚生省の援護庁あたりの政府委員を、どうしても呼んでもらいたいということを要求しておいたのです。そういたしませんと、この法案の本元を審議することができない。今のような資料では審議できません。至急に呼んでもらいたいと思います。
なおソ連からの引揚げ関係につきまして、ソ連はもう終つた、こう申しておりますが、現に私のせがれの妻がまだ帰つて来ておりません。これは軍人でも軍属でもない一邦人であります。しかも向うから私の手元へPW通信が届いております。なぜにそういうことをするのかわかりませんが、これらの実情をはつきり申し上げて、断じてソ連の終つたということは私は承服することができないとはつきり申し上げました。
このやり方は、アメリカの兵隊が中心になりまして、われわれが調査に行きましても、共産党員には引揚げ関係の事務はなるたけ見せませんといつて、私も舞鶴から見ずに帰つたことがあります。
○小西(英)委員 引揚げ関係の主管局あるいは課がどうなるかまだわかりませんか。
その寄付金でやつていてだんだんにみんなの持ち金がなくなるので、どうしても将来返すとかいう條件をつけて、各人から借りるという方法によらないと、金が寄らなくなつて来たというので、初めてやつておるようでございまして、その使途につきましては、ただいま申しましたように、審査しておる次第ですが、大体法律にいいます救済並びに引揚げ関係と経費に使われた。
先ほども話がありましたように、終戦の年の暮れごろになつて引揚、在外公館の費用、難民救済等に金がいつても、内地から送れないから、現地で総領事の名前で金を預つておけ、他日政府がこれを払う措置を講ずる、従つて証憑書類を持つて帰れ、こういう訓令が参りましたのですが、そのときまでは引揚げの者も、引揚げ関係の大使館とか総領事館も、どうにかやつて来ておりましたので、といいますのは、引揚げ居留民のごときは、中国政府
なお本法律案につきましては、引揚同胞に対する経済的影響の大なるにかんがみまして、海外引揚げ関係者を参考人として招致し、種々なる意見を聴取して、本法律案審査の参考といたしたいと思いますが、この点御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
これも同じような性質でございまして、引揚者並びに未亡人その他生活困窮者が非常にこれは熱望せられ、また喜ばれておる性質のものでございますが、それがやはり思うようにこちらの財政が許しませんので、期待に沿うだけの金額を計上できないのでありますが、このたびやはり引揚げ関係の他の方面が浮くといたしますならば、その一部でもこちらの方へ強化してやりたいという気持からそこに計上いたした次第で、二十六年度貸付所要額九億八千八百四万四千円